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アルミ加工における温度と熱膨張率の関係性。大きい製品はより難しい!
アルミ材のブロックの加工をしました
写真では只のアルミ製のブロックに見えますが
角部の公差0.02、直角0.01、長さが1000.0と大きな製品です
・・・長さが1000.0mmともなるとワーク温度も気をつけなくてはいけません
何故ならば!金属等の物には熱膨張する特性があるからです!
弊社ではワークの温度が20℃の状態を基準に加工するのですが
この製品の場合、材質がアルミで長さが1000.0mmともなると
1℃の温度の変化でワークの長さがおよそ0.02mm変化します
夏場や冬場はエアコンを使って温度調整しますが
それでもワーク温度が5℃位は±してしまうので
その長さの振れ幅は0.2 mm以上!!
加工は温度計でワーク温度を測りながら熱膨張率を
計算にいれて加工寸法を変えながらの加工になります
これから夏本番にむけて
暑くなってくると思いますが
体にもワーク温度にも気をつけて加工していきたいと思います
詳細は、下記より是非チェックしてください(^^♪
紹介製品ページ
https://www.nc-net.or.jp/company/59897/product/detail/117213/