アルミ材の薄肉旋盤加工事例!肉厚3㎜、平行度0.02、平面度0.02、真円度0.05
工作機械向けのリングを製作しました。
素材はアルミ(A5056)の丸材からの加工です。
ロット数は2個の小ロット品です。
すべてを旋盤加工で行い平行度0.02、平面度0.02、真円度0.05
公差もバッチリです(^o^)丿
もしこれが鉄の材料だった場合
これだけ薄いものならどうしても歪んでしまうことから
マグネットを使用し磁気で引っ張り固定しての加工が可能です。
そこまで苦労することなく出せる幾何公差。
ですが、今回の材料がアルミ!ここが今回の難しいポイントになります。
マグネットでは固定できません(>_<)
ビビりを発生させないように・・・
尚且つ変形しやすい材料のアルミを歪ませないように・・・
さらに端面には溝加工があり、薄肉・・・
一気に難易度が上がりました(◎_◎;)
普通に加工をするのでは歪みやビビりが発生して要求を満たすことは出来ません。
そこで、生爪の形状を全体で受けられるような形状にして、チャック圧もトルク管理をしました。
グローリーが得意とする自社製作治具や独自のノウハウで難しいを簡単に!!
未経験の製品などはサンプル材でテスト加工などをしたりして、確実に良いものを加工!
要求を満たしお客様へお届けします。
他では嫌がるような製品でも、果敢に挑んでいきます(^_-)-☆
お気軽にお問い合わせください。
【加工設備】
・普通旋盤 滝澤 TAC-510
【業界】工作機械
【製品名】リング
【素材】アルミ(A5056)
【サイズ】Φ220×7.5
【精度】平行度0.02、平面度0.02、真円度0.05
詳細は、下記より是非チェックしてください(^^♪
紹介製品ページ
https://www.nc-net.or.jp/company/59897/product/detail/116935/