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パイプ形状の内径にどでかい溝!自社製作工具で完全攻略ᕦ(ò_óˇ)ᕤ~内径深溝加工事例~
アルミのA5056の材料からの切削加工
全長は135±0.2、外径はΦ100±0.1
内径貫通のパイプ形状、R形状や端面と内径に溝がある製品で
寸法精度的にはいたって一般的な部類かと思われます。
加工は普通旋盤の滝澤製 【TAC-510 】 で行いました。
今回の注目ポイントは内径の深く広い溝です。
内径の口元がΦ38に対して内径溝がΦ70の幅が85
計算すると、溝加工の刃先長が16以上も必要になってきます。
この大きさで市販のホルダーや刃物は見たことがなく困りました(>_<)
考えた結果
ホルダーも刃物も自作でいくことにしました(^O^)/
まずはどんなものを作れば良いかを考えてみました。
1)刃物の長さは16以上は必要
2)内径Φ38に刃物とホルダーが当たらない大きさにしなくてはいけない
3)溝加工の幅が85で深い
4)ホルダーが細いと剛性が低くなってしまう
5)ホルダーの突き出しが長いと剛性が低くなってしまう
6)刃先の形状、溝幅にすくい角度
簡単に作ると言っても問題点が沢山出てきました。
計算に計算して大きさを決めていき
機械加工で製作、最終的にグラインダーなどで微調整して作り上げました。
グローリーでは工具や治具など、自社製作が可能です。
製品の形状に合わせ何が最適かを考え実行します。
詳細は、下記より是非チェックしてください(^^♪
紹介製品ページ
https://www.nc-net.or.jp/company/59897/product/detail/176684/