汎用旋盤で振れ止めを使ってみた!その効果とは...『ブリョブリョ(*ノωノ)』
今回ご紹介の振れ止めとは!
弊社では「振れ止め」と呼んでいますが、「ブリョ」とも呼ばれるそうです。
この振れ止め、どの様な効果があるのかといいますと、
長い工作物(棒材、パイプ材)の端面や内径などを加工する際に支えとなってくれるのコイツです!!!
ただ工作物をチャッキングしただけでは、先端を加工する時に工作物が長ければ長いほど安定せず振れてしまいます。
それを防ぐための方法として使われています。
仕組みとしては工作物の加工した外径を3点で挟み込み支えます。
支え部分には樹脂の点当たりのものやベアリングのものもあり、
本体自体は固定式と移動式があります。
この振れ止めを使ってみて感じたことは、
今まで長物を苦労して加工していたのが馬鹿みたいだと思うほどでした。
ビックリするほど安定して、ビレが起きなくなり精度確保にも繋がります。
もちろんデメリットもあります(>_<)
工作物を3点で外径を固定するわけですが、どうしても摩擦などで筋やキズが付きやすかったり、あるいは切粉が挟まり打痕になってしまう恐れがあります。
せっかく外径を綺麗に仕上げても残念な結果にならないように注意しなくてはなりません。
そんな時の対策として私が行っている方法の1つをお伝えしたいと思います(^^♪
①まず外径は仕上げずに中仕上げ程度にします。
②振れ止めを使用して端面と内径の仕上げ加工を行います。
③振れ止めを外し、芯押しで外径の仕上げ加工で完成です。
もちろん形状によっては同じようにはいかない場合もありますが、後で振れ止めの部分を仕上げてあげるのがいいかと思います。
もし機会があればお試しあれ٩( ”ω” )و
詳細は、下記より是非チェックしてください(^^♪
紹介製品ページ
https://www.nc-net.or.jp/company/59897/product/detail/238805/