だんだんカタチになっていくのが製造業の楽しい所！！ロボット用スライダーの場合。

ロボット用のスライダーを加工しました。

この製品、素材はＡＣ4Ｃ-Ｔ6のアルミ鋳物材料で
最初は大きく重い鋳物で吊りボルト用の穴も無く
シャコ万※で挟んで吊りあげテーブルに乗せて加工しました

鋳物部分を置いて締め付けるので安定が悪かったり
原点も鋳物からなので位置精度にも不安が残る・・・。

※シャコ万とは・・・蝦蛄万力（しゃこまんりき）Ｃ字形の小型万力です。

が！

面加工、穴加工、タップ加工と少しずつ加工していき
吊りボルト用の穴も出来て

次工程から吊りボルトで運べる様になったり
加工面で安定して素材を置いて締め付け出来る様になったり
寸法が決まった所から原点が出せる様になったり

段々と
段々と製品が形を変えて
使用できる形状の『製品』になっていく！

大変な時もありますが
これぞ
製造業の醍醐味でもありますね！

【加工設備】
・芝浦機械 BTD-200QH

【業界】生産設備
【製品名】スライダー
【素材】アルミ鋳物材（ＡＣ4Ｃ-Ｔ6）
【サイズ】380.0×600.0
【精度】平行度0.02ｍｍ　穴位置公差0.02
【ロット】1個
【加工日数】5日

詳細は、下記より是非チェックしてください(^^♪

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